TOPページへ戻る

氷点下の思潮(未完成)

夜明け前こそすべて

白い吐息に視線を凍らせ
空間の巣窟より駆け出す
ひとかけらの人間ひとり

歩き続ける群集を
生温い雨が打ち続け
言葉は路傍に流される

思想を外套に
言葉は短刀に
行方知らずの旧友を探し
当てもなく彷徨い続ける

孤独の夜に不安を憶え
群集は月に向かって流れる
十五通りの日々を
ただ繰り返すのだ

氷点下の思潮へ  ようこそ  外套と短刀のご用意を